不妊治療ペア検査に関して

これから不妊治療を考えていらっしゃるご夫婦へ向けた助成金制度があります。
不妊の検査には保険適応外のものが一部あります。
それらの検査に関して、例えば姫路市であれば7割を負担してくれます。
助成額はお住まいの自治体により異なりますのであらかじめご確認ください。

>> 不妊治療助成金制度について

不妊治療ペア検査施行の流れ

step 1.ご夫婦で受診が必要、当日検査可能

  • 女性検査:採血、内診
  • 男性検査:精液検査(後日自宅での採精でもOK)

step 2.後日再診時に結果説明

step 3.ご希望があれば不妊治療開始

検査の内容

女性検査

抗ミュラー管ホルモン検査(AMH)

血液中のAMH濃度を測定し、現在卵巣に残存している卵子の数を推定します。数値が低下している場合は早期の妊娠を計画していく必要性が出てきます。

精子不動化抗体検査(SIT)

精子に結合し精子の動きを止めてしまう抗体を持っている女性が存在します。抗体価により、自然な方法での妊娠が困難な場合があるため、早期の体外受精が必要かどうか判断します。

風疹、麻疹抗体検査

妊娠初期に感染すると胎児に影響が出る場合があるため抗体価を測定し、必要ならワクチン接種を勧めます。

血液型、感染症検査

特殊な血液型や感染症の有無を精査しておくことで妊娠後のリスクや母児感染のリスク評価ができます。

男性検査

精液検査

精子の数、精子の運動性等を総合的に評価し、自然妊娠が可能な状態かどうかを判断します。異常があった場合は引き続き治療を行うことも可能です。

精子特殊分析機(Sprem Quality Index:SQA)

一般的な精液検査に加えて、精子分析装置を用いてSprem Motility Index(SMI)という数値を算出します。SMIは精子の受精能力と相関があり、検査することでより詳しい精子の状態を確認します。

検査の費用

合計額:19,800円(税込)

例)姫路市在住の方なら姫路市が7割負担
ご夫婦の保険外検査料金 5,940円(税込)