当院では播州地域で初めての外来での日帰り子宮鏡手術を導入しています。
子宮鏡手術はカメラで直接病変を見ながら切除するため、正常の子宮内膜を傷つける事なく手術が可能です。
しかし、従来の子宮鏡手術は入院した上で、全身麻酔や脊椎麻酔が必要でした。
当院ではHOLOGIC社の特殊な細径硬性子宮鏡と組織回収システムを用いて、日帰りでの子宮鏡手術が可能です。
子宮内膜ポリープや子宮小筋腫の手術が日帰りでできます。
手術は保険適応となります。
子宮鏡下選択的卵管通水検査
当院では、子宮卵管造影検査で卵管閉塞が疑われた患者さんに対して、特殊な細径硬性子宮鏡を用いた子宮鏡下選択的卵管通水検査が可能です。子宮卵管造影検査だけでは、卵管が本当に閉塞しているかの判定が困難な場合があります。カメラで直接卵管の入口部を確認しながら、細いカテーテルを卵管内に挿入し、色素水をカテーテル内に通水します。
これにより、確定診断が出来ますし、実際に軽度の卵管の狭窄が認められる場合でも、通水する事で卵管の通過性が改善する可能性があります。